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第35章 ブラック結翔、降臨！？

時間も過ぎていき気付くと12時を回ろうかという時だった。

ﾋﾟﾛﾛﾝ…ﾋﾟﾛﾝ…

【今日遅くなる。誕生日祝ってくれるらしい…そんなに遅くはならないで帰るから。】

「ふぇぇ…バカ」
【仕方ないよ、有村さんによろしくって！】

気持ちと裏腹にメールは強がって見せた雅。

一方の結翔…
そんな強がっている事に気付かない結翔ではなかった。

「バカだな…ﾌ…」
「なぁにニヤついてんの。結翔君…」
「いえ、別に？」
「今日誕生日で？もしかしたら祝う相手居た？」
「さぁ？どうでしょうね。」