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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第36章 証
ガンッ!
「…あ…」
「…マジかよ」
「ごめん」
「絶対崩れた感半端ねぇだろ。」
「きっと大丈夫!」
そう。エレベーターの扉で雅はケーキの小箱をぶつけたのだった。
部屋に着き、リビングでこっそりと開けた時だ。
「あぁあ…」
肩に腕が回り、背中越しに声がする。
「やっぱりぐしゃってんじゃん?」
「ごめんね?」
「そのかわり…」
「代わり?」
「イチゴ頂戴?」
「イチゴショートの意味なくない!?」
「この先っぽやるから!な?」
そう話しながらも笑いあいケーキを出した。
「…あ…」
「…マジかよ」
「ごめん」
「絶対崩れた感半端ねぇだろ。」
「きっと大丈夫!」
そう。エレベーターの扉で雅はケーキの小箱をぶつけたのだった。
部屋に着き、リビングでこっそりと開けた時だ。
「あぁあ…」
肩に腕が回り、背中越しに声がする。
「やっぱりぐしゃってんじゃん?」
「ごめんね?」
「そのかわり…」
「代わり?」
「イチゴ頂戴?」
「イチゴショートの意味なくない!?」
「この先っぽやるから!な?」
そう話しながらも笑いあいケーキを出した。