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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第36章 証
不器用ながらもフォークでイチゴを半分にして片割れをフォークに刺すと結翔は雅の口元に差し出した。
「ほら。」
「やった!」
口に入れてやるとすぐにキスをする結翔。驚いてごくりと飲み込んでしまった雅に笑い出す。
「そんな急いで食わなくても。」
「誰のせいよ!」
「ん?俺のせい?」
「違うの?」
そういう雅に対して結翔は片割れのイチゴを咥えて挑発するように人差し指を立てて呼んだ。
「…ッ////」
「…ンン」
ゆっくりと触れるだけのキスからイチゴを半分貰う雅。もぐもぐと咀嚼するも俯いていた。
「ほら。」
「やった!」
口に入れてやるとすぐにキスをする結翔。驚いてごくりと飲み込んでしまった雅に笑い出す。
「そんな急いで食わなくても。」
「誰のせいよ!」
「ん?俺のせい?」
「違うの?」
そういう雅に対して結翔は片割れのイチゴを咥えて挑発するように人差し指を立てて呼んだ。
「…ッ////」
「…ンン」
ゆっくりと触れるだけのキスからイチゴを半分貰う雅。もぐもぐと咀嚼するも俯いていた。