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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第37章 最後の砦
それから食べながらも雅は思い出したかのように用紙と書類一式を持ってきた。
「結翔…これ…」
「ん?何?」
「これね?…私…貰ってきたの…書こうか迷ったけど。やっぱり一緒に書きたいなって思って」
そういいながら差し出したのは昨日役所に取りに向かった婚姻届だった。目を丸くした結翔…
「マジ?」
「…ん////」
「あ…でもさ…俺言わなくちゃいけないことがあるわ。」
「…?なに?」
その質問に結翔は座り直し雅に面向かった。
「えっと…。あの…」
「何?」
きょとんとしながら見つめる雅に頭を掻く結翔。
「結翔…これ…」
「ん?何?」
「これね?…私…貰ってきたの…書こうか迷ったけど。やっぱり一緒に書きたいなって思って」
そういいながら差し出したのは昨日役所に取りに向かった婚姻届だった。目を丸くした結翔…
「マジ?」
「…ん////」
「あ…でもさ…俺言わなくちゃいけないことがあるわ。」
「…?なに?」
その質問に結翔は座り直し雅に面向かった。
「えっと…。あの…」
「何?」
きょとんとしながら見つめる雅に頭を掻く結翔。