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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第7章 戸惑いの初夜…?
「クスクス、無いって言ったら嘘になるだろうけど今はいいかな。俺ね、1人で大抵できるし。仕事して、帰り道にコンビによって、酒とつまみ買って、家で飲む……って寂しくね?」

一気にメイクさんとの間に笑いが起こるも、それは常に言っている結翔の返事そのもの。何も変わらないスタンスと徹底されたルーチン化の行動。

それを聞いていたマネージャーは冷や冷やしながらも、結翔の答えや言葉を見守るしかなかった。

それから何とも言えないまま仕事の台本を見つめながらもゆったりとしていた。
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