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第7章 戸惑いの初夜…？

22時を回ろうかという時、雅はお風呂に入ることにした。

入浴中もため息が出てくる。
なぜか得も言われぬ不安が押し寄せてくる。


佐倉さんは何件もマンションを持ってる…

もしこのまま彼が帰ってこなかったら…？

本当は彼女が居て

私とは本当に望まれていないんだとしたら…


そんな事を考え出したら無性に寂しく、不安にも似た感情があふれだした。

それがいつしか涙となって
雅の頬を伝い落ちていく…

浴室からあがり、リビングに戻った時だった。ふと出しっ放しにしてあった紙を見つけた。