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新しい生活
第9章 闇の中…
「もう…許して…変になりそう…」江田さんに懇願したが、聞き入れてはくれなかった。

「若い子のものは、いいでしょ?朋香…」にやにやと笑いながら、聞いてきた。

「嫌、そんな事、聞かないで…」首を振りながら、そんな事はないと否定をしたが、身体は
反応してしまう自分を恥じた。

その言葉を、黙ってきいていた鄭さんは、意地悪く、更に奥に打ち付けてきた…

「こう…なら、どうですか?」鄭さんは、私の両腕を背後から、引っ張り更に下半身を

密着させてきた。

嫌悪感は薄れ、段々と甘美な感覚に…

鄭さんのものを受け入れていた…

下半身が、鄭さんの動きに同調していた。

「…いいですよ、朋香さん、すごく、いい…」鄭さんの声が、遠くに聞こえる様であった。


心の中でしまっておいた、鍵を外された様な感じであった。
道徳感という塊を、溶かされてしまった感じであった…








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