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私を見て
第1章 待ち合わせの駅で
行き交う人

携帯片手に話す声

イヤホンから漏れ出す音楽

隣の楽しげに話す会話

色んな音の中から一際大きく聞こえる12時を告げるからくり時計の音楽ーーーーーー



あの人は確かに「待ち合わせは12時だよ」と言った。
「遅れちゃダメだよ?特急に乗り遅れるからね」とも。

手の平の中の特急指定席券と乗車券、それぞれ2枚ずつある。
あの人と私の分。

同じく握りしめている携帯は震動すらしない。
周りの人の携帯は音も震動もするのに。
私の携帯だけ静かなままーーーーー


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