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第15章 Under The Rose

広いベッドに、梨央は綾香を半ば押し倒す。
気持ちが急いていて、つい綾香の身体にしがみつくように執着してしまう。
梨央は綾香の両手を上にあげさせて、熱い眼差しで綾香の全身を舐めるように見つめる。
純白の寝具に負けないほどの白く美しい肌…。
梨央の執拗な愛撫で、桃色に染まっている乳房…。
硬く立ち上がって熟れている木苺のような乳暈…。
引き締まった美しい腰のライン…。
そして、絹の黒い小さな下着…。

梨央は綾香にキスしながら、左手で綾香の豊かな乳房を愛撫し、右手で綾香の下着に手を伸ばす。
「…んんっ…り…お…や…だ…っ…」
キスの合間に、綾香が鼻にかかった甘い声を上げる。
「…いやなの…？お姉様…」
梨央はキスを止めずにそっと尋ねる。
「…いや…じゃないけど…はずかし…」
見ると綾香が頬を紅潮させ、潤んだ瞳で梨央を見つめ返していた。
「…お姉様…可愛い…！」
梨央はいつもは自分をリードし、快楽だけを与えてくれる綾香が、処女のように恥らい、戸惑う様に胸がきゅんとなる。
「…お姉様…だいすき…お願い…お姉様の、すべてを見せて…？」
梨央は綾香の舌に舌を絡める。
優しく、しかし、濃厚なキスに綾香は酔いしれ、頷いていた。
「…ありがとう…お姉様…」
梨央は優しく、ゆっくりと小さな絹の下着を下ろす。

綾香の下草は、淡くやや褐色を帯びた色をしていた。
慎ましやかに生え揃うそこを梨央は愛しげに撫で下ろし、華奢な指で綾香の花園に進入していく。

「…んっ…は…あ…」
綾香はびくりと身体を捩る。
「…お姉様…お姉様の中に、入ってもいい…？」
遠慮がちに尋ねる。
綾香はうっすらと瞼を開け、美しい瞳に優しい笑みを浮かべ、梨央の髪を撫でながら答える。
「…いいわ…梨央がしたいようにして…」
「…お姉様…！…お姉様の中に…入れるなんて…」
梨央は興奮したように声を高ぶらせ、綾香の花弁を優しく押し開いていった。

綾香の花弁はベルベットのように滑らかな質感をしており、梨央の指を容易に捕らえた。
花弁の奥の花芯に触れると、そこは、蜜壷から溢れた愛の蜜でしとどに濡れ、梨央の指はすぐに蜜まみれになってしまう。
「ああ…お姉様の蜜が…すごいわ…こんなに濡れていらっしゃったなんて…！」
梨央の欲情した声に、綾香が羞恥に頬を赤らめ、思わず梨央の手を制しようとする。
「…いや…やめて…り…お…」