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真珠浪漫物語
第10章 甘い蜜の夜
梨央が意識を取り戻した時、綾香は梨央を抱きしめ、優しく髪を撫でていた。
梨央ははっと自分の姿を見下ろした。
身体はさらりと乾いており、清潔な新しい下着とネグリジェを身につけていた。
綾香が全て世話をしてくれたようだ。
梨央は先ほどの愛の営みを思い返し、幸福感でいっぱいになる。
「…お姉様…」
梨央は綾香にしがみついた。
「気がついた?」
綾香が梨央の顔に顔を近づけ、じっと見つめる。
「…痛いところはない?苦しくない?」
優しい言葉に梨央は涙ぐみそうになる。
「…大丈夫です…お姉様…梨央は幸せです…梨央はお姉様に愛されたのですね…お姉様のものになったのですね…」
綾香は微笑みながら梨央の美しい髪を撫でる。
「そうだよ。可愛い梨央はもう私のもの…誰にもあげない」
「嬉しい…!お姉様…!」
信じられないような綾香の言葉を聞いて、梨央は身悶える。
けれど、あることに気づき梨央はおずおずと尋ねる。
「…でも…私ばかり気持ち良くなってしまって…お姉様は…」
綾香は明るく笑う。
そして梨央の額に自分の額をくっつけ
「大丈夫。私は梨央が感じる表情を見ているだけですごく興奮しちゃったから…梨央はこんなに清らかで綺麗なお姫様なのに…なんだね…すごく…だったよ…」
耳元で囁く。
梨央は羞恥のあまり首筋まで桜色に染まる。
「いや…お姉様…おっしゃらないで…はずかし…んっ…」
最後まで言わさずに綾香に唇を奪われる。
少し怒ったような目をする綾香。
「…見かけは聖女なのにベッドに入るといやらしい…怖い子…魅入られたのは…私かも…」
「…え…?」
綾香はふっと表情を和らげる。
「いいの…わからないならそれでいいの…梨央はこのままの梨央でいて…」
綾香に抱きしめられて、梨央は天国にいるような気持ちになる。
…でももう眠くて起きていられない…。
「…お姉様…愛しています…」
薄れゆく意識の中で…
「…私も…愛しているよ、梨央…」
と聞こえたのは幻だったのか…
もはや梨央には確かめる術はなく、再び眠りの底に落ちていったのだった…。
梨央ははっと自分の姿を見下ろした。
身体はさらりと乾いており、清潔な新しい下着とネグリジェを身につけていた。
綾香が全て世話をしてくれたようだ。
梨央は先ほどの愛の営みを思い返し、幸福感でいっぱいになる。
「…お姉様…」
梨央は綾香にしがみついた。
「気がついた?」
綾香が梨央の顔に顔を近づけ、じっと見つめる。
「…痛いところはない?苦しくない?」
優しい言葉に梨央は涙ぐみそうになる。
「…大丈夫です…お姉様…梨央は幸せです…梨央はお姉様に愛されたのですね…お姉様のものになったのですね…」
綾香は微笑みながら梨央の美しい髪を撫でる。
「そうだよ。可愛い梨央はもう私のもの…誰にもあげない」
「嬉しい…!お姉様…!」
信じられないような綾香の言葉を聞いて、梨央は身悶える。
けれど、あることに気づき梨央はおずおずと尋ねる。
「…でも…私ばかり気持ち良くなってしまって…お姉様は…」
綾香は明るく笑う。
そして梨央の額に自分の額をくっつけ
「大丈夫。私は梨央が感じる表情を見ているだけですごく興奮しちゃったから…梨央はこんなに清らかで綺麗なお姫様なのに…なんだね…すごく…だったよ…」
耳元で囁く。
梨央は羞恥のあまり首筋まで桜色に染まる。
「いや…お姉様…おっしゃらないで…はずかし…んっ…」
最後まで言わさずに綾香に唇を奪われる。
少し怒ったような目をする綾香。
「…見かけは聖女なのにベッドに入るといやらしい…怖い子…魅入られたのは…私かも…」
「…え…?」
綾香はふっと表情を和らげる。
「いいの…わからないならそれでいいの…梨央はこのままの梨央でいて…」
綾香に抱きしめられて、梨央は天国にいるような気持ちになる。
…でももう眠くて起きていられない…。
「…お姉様…愛しています…」
薄れゆく意識の中で…
「…私も…愛しているよ、梨央…」
と聞こえたのは幻だったのか…
もはや梨央には確かめる術はなく、再び眠りの底に落ちていったのだった…。