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PM2時〜パッカー車の恋人〜
第2章 日常の生活

窓から注れる朝陽が眩しい。
カーテンを開けると、綺麗な青空が広がっている。
んーっ!気持ちいい!
バルコニーに出て、朝の爽やかな空気を吸い込み、伸びをする。
さっきまでボーッとしていた頭が、一気にスッキリする。
朝の準備をする前に、こうしてバルコニーから外の景色を見るのが日課になっていた。
結婚して7年。
3年前に買ったこのマンションでのこの朝の日課が好き。
前を流れる川の水は、今日もゆっくりと流れている。
犬の散歩をする人。
ジョギングをする人。
意外に皆、朝が早い。
色んな人達の朝の日課がそこには広がっていて、私は今日もその光景を8階から見下ろす。
今日も変わらない平和がある。
そんな朝の光景を見つめてから、私はキッチンへと向かった。

