この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
PM2時〜パッカー車の恋人〜
第2章 日常の生活

都内まで通勤する旦那さんの帰りは遅い。
通勤時間だけで、片道1時間半はかかる。
仕事を終えて、ゆっくりお風呂に入り、旦那さんからの帰宅メールを受け取ってから、夕飯の支度にかかる。
旦那さんに出来立ての温かいご飯を食べてもらいたくて、仕事が終わるとメールを貰って、それから作るようにしたいって新婚当初からの私のこだわり。
旦那さんが帰宅する頃には、丁度ご飯が出来上がる。
ご飯を一緒に食べながら、今日あった話をしたりして、旦那さんとのんびりするこの時間が私は好きだ。
ご飯を食べ終わり、片付けをしてる間に旦那さんは、お風呂に入る。
お風呂から出た旦那さんと、寝る前にゆっくりと、テレビを見たりして過ごす。
こうして私の1日は穏やかに終わっていく。
まったりとした1日。
そこに刺激が欲しいと思ったわけではない。
この日常に不満があるわけでもなかった。
そう貴方に恋するまでは…。

