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渇いた人妻たち
第2章 身の上話

浩美は言いながら手のひらを返して征男の手を握り返してきていた。
「本当だ浩美は若いのに苦労しているような硬さだね」
「苦労はしてないけど職業柄仕方ないの」
「花を生けるのに力が要るの?」
「そうよ、一口に生け花と言っても草花だけでなくて結構太い木も使うのよ、それでこんなに手が傷むの」
「そうなんだ、でもこうやって浩美とお手手繋いでデートできるなんて夢みたいだよ」
「私も嬉しいわ征男兄さん」
「おいおい気分が乗ってきた時に兄さんはないよ、兄さんだとこれ以上進めないじゃないか」
「一度口で兄さんと呼んでみたかったの、それよりこれ以上進めないってどんな意味なの?」
「それは秘密、僕の心の内の事だから」
「本当だ浩美は若いのに苦労しているような硬さだね」
「苦労はしてないけど職業柄仕方ないの」
「花を生けるのに力が要るの?」
「そうよ、一口に生け花と言っても草花だけでなくて結構太い木も使うのよ、それでこんなに手が傷むの」
「そうなんだ、でもこうやって浩美とお手手繋いでデートできるなんて夢みたいだよ」
「私も嬉しいわ征男兄さん」
「おいおい気分が乗ってきた時に兄さんはないよ、兄さんだとこれ以上進めないじゃないか」
「一度口で兄さんと呼んでみたかったの、それよりこれ以上進めないってどんな意味なの?」
「それは秘密、僕の心の内の事だから」

