この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
渇いた人妻たち
第2章  身の上話
 二人は倒したシートに身を委ね、半身で向き合う姿勢となったが、どちら側ともなく手を延ばして握り緊め、お互いの眼は何かを訴えるように見つめ合い、言葉は無く、じっとしていた。
 柔らかな征男の手を握り緊めていた浩美はこの時心に安らぎを覚え、幸福感に浸っていたのである。この人は自分の夫とは全く違う何かが有り、その違いは何なのだろうと暫らく答えを探していたがその結論は見い出すことができなかった、
 「こうしていると眠くなってきたわ」
 「疲れているんだね、眠って良いよ」
 「違うの、昨夜は今日のことが嬉しくて明け方まで眠れなかったのよ」
 「実は、僕も同じだったんだよ」
 「私だけが楽しみにしてたのかと思ってたのに、征男さんもそう思ってくれてたのね嬉しいわ、それに貴方のことを思う度に胸が熱くて、苦しくなるの。こんなになるのは今までに無かった事なの」
 「そうか浩美は病気になったのだよ」
 「えっ病気って?」
/156ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ