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渇いた人妻たち
第3章  不倫願望
 征男は予想外の展開に戸惑いを覚え、明美の耳元に口を近づけ、フーッと小さく息を吹きかけて、
 「酔っているの?大丈夫?」
 問い掛けたその瞬間、彼女の全身がピクッとなり、それまでの呼吸の乱れ方とは違う一種の喘ぎ声で、 
「酔ってなんかいないわ・・・正気よ」
と征男の耳元へ小さな声で途切れ途切れに囁き掛けていた。
 「こんなに仲良くしていると後でご主人に叱られるんじゃない?」
 「大丈夫よ、もう酔って寝ているのであの人は一晩寝ると何も憶えてないのよ、それよりご駅長さんには迷惑なの?」
 「とんでもない、嬉しさのあまり、さっきから僕の男が熱くなり過ぎて困っているんだよ」
 「良いじゃないの正直で、駅長さんは女性とこうしているだけで熱くなるの?」
 「そうじゃないよ、こんなに素晴らしいオッパイを薄いブラウス越しに押し付けられているので、裸体を抱いているような錯覚で反応するなと言う方が無理だよ」
 「駅長さんのアレは人一倍元気なのね?」
 「それは貴女がナイスバディだからだよ」
 「嬉しいわ、貴方のような素敵な男性にそう言っていただいて・・・ああぁ凄く硬くなって来たわ・・・欲しくなりそう」
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