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第2章 拒絶反応
「担当の佐々木です」


担当医との話し合いには、家族の代理として二人が呼ばれた。


「ご両親から承諾を得てますので、これから慧吾君の病状の説明をさせて頂きますね」


目の前に座る白衣の医者は、なんとも頼りがいのなさそうな男。
ナヨナヨとした動きに、智也は不安で目を細めた。


「治験薬の投与を始めましたが、拒絶反応の様な感じで、現在酷い身体の痛みを訴えてます」


「拒絶反応?それって今だけって事っすよね?」


「分かりません。全くの未知な薬なもので、データがまるでないんです」


言葉が出て来ないのは、智也だけではない。
隣で押し黙る姉を盗み見ると、今にでも泣き出しそうな顔をしていた。
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