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第5章 嫉妬
『智也っ…好きだっ、好きだぁ!』
「…俺…何て事言ってんだよぉ…」
次の日、ベッドの中で身を丸くする慧吾は、昨夜の発言をどう処理するか悩んでいた。
「一応男!俺は歴とした男!!」
智也は好きだ。だがそれは、男友達として。決して恋愛感情ではないと、自分に言い聞かせるが、
「“女”だから…しただけだよ…」
言い聞かせればする程、胸が張り裂けそうになった。
「智也っ…!」
見た目は変わっても中身は一緒。
だが智也は違う。智也から見る自分は女でしかない。
もし元に戻れたとしても、昔の様な関係には戻れなのでは…そんな恐怖に襲われた。
「…俺…何て事言ってんだよぉ…」
次の日、ベッドの中で身を丸くする慧吾は、昨夜の発言をどう処理するか悩んでいた。
「一応男!俺は歴とした男!!」
智也は好きだ。だがそれは、男友達として。決して恋愛感情ではないと、自分に言い聞かせるが、
「“女”だから…しただけだよ…」
言い聞かせればする程、胸が張り裂けそうになった。
「智也っ…!」
見た目は変わっても中身は一緒。
だが智也は違う。智也から見る自分は女でしかない。
もし元に戻れたとしても、昔の様な関係には戻れなのでは…そんな恐怖に襲われた。