この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
私を見ないで
第4章 高校生
そんな気持ちのまま付き合いは続かず、初エッチから2週間で終了した。
暇になった私はアルバイトを始めた。
高校と自宅の間、通い易い様に。
アルバイトも慣れた3ヶ月目。
彼女らしき人と。腰に手を回して。
時々耳元で何やら囁きあって。
甘える彼女を抱きしめながら。
自分の担当エリアのテーブルにすわっちゃったから仕方ない。
注文を聞く間、注文の確認をする間、出来た商品の提供の時。
初めは自分が意識し過ぎなんだと思えた。
でも、違う。絡みつく視線が来る。
遠くはなれた席に居ても感じる。
その視線に意識させられる。
隣に彼女が居るんでしょ。
あんな優しい目で見つめ合うんでしょ。
なのに、なんで。
お願い。私を見ないで。