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向日葵
第12章 ラストラブレター
「泣かせるな!バカ!」
そう叫んで涙を堪えた。
居ても立っても居られず、淹れた紅茶もお弁当もそのままにして部屋を出た。
まだ開いている花屋を探して飛び込んだ。
ありったけの向日葵を買った。
無性に向日葵に会いたい衝動が抑えられなかった。
大きな向日葵の花束を抱えて帰り道を歩いた。
「愛しい…」
そう呟いた瞬間、厄介な涙が溢れ出す。
泣き顔を隠す様に夜空を眺めた。
夏の星座が頭上に輝き、心地良い風が吹く。
Love foreverかぁ……
格好つけんなよ!バカ!
でも、その言葉で充分だよ。
向日葵の花言葉はさ、“この上ない愛”の方が似合うよ!
ねっ、葉月
FIN
そう叫んで涙を堪えた。
居ても立っても居られず、淹れた紅茶もお弁当もそのままにして部屋を出た。
まだ開いている花屋を探して飛び込んだ。
ありったけの向日葵を買った。
無性に向日葵に会いたい衝動が抑えられなかった。
大きな向日葵の花束を抱えて帰り道を歩いた。
「愛しい…」
そう呟いた瞬間、厄介な涙が溢れ出す。
泣き顔を隠す様に夜空を眺めた。
夏の星座が頭上に輝き、心地良い風が吹く。
Love foreverかぁ……
格好つけんなよ!バカ!
でも、その言葉で充分だよ。
向日葵の花言葉はさ、“この上ない愛”の方が似合うよ!
ねっ、葉月
FIN