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向日葵
第2章 SummerVacation
 葉月の上に跨り、花園の扉を指で開く。
卑猥なペニスを入り口に差し込んでみた。

 「うっ!!ヒャ…」
口元を歪ませる葉月。

 「痛む?」

 「……大丈夫よ……ねぇ、ちゃんと奪ってよ。すみれ……」

 私は頷く。

 私だって初めての経験なのだ。
いくら同性愛者で世間的にはレズと言われようと、葉月とは肌を合わせるだけで幸せだった。
レズ用語で貝合わせなどと呼ばれる行為は勿論愉しんできた。
性器を触ったり、舐めたりもするが…
身体にペニスを挿れたいなどと思った事はない。
あんなものがなくても、好きな女を抱いている時は最高に気持ち良くて癒やされたから。

 こんな卑猥なものが女性器を掻き回さなくても、充分イケてしまう。


 葉月も本来ならこういった行為を望んでいるわけではない。

 ただ…
もうすぐ葉月は親の決めた男と結婚し、営みをもたなくてはならない。

 『ねぇ、すみれ。私が穢れちゃう前にすみれが私のバージンを奪って…
 お願い……
捧げたいのよ…すみれに…』

 そう言われたのだ。

 私は醜いペニスで葉月のバージンを貫く。
手に入らないなら、一層、この手で壊してやる。


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