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向日葵
第3章 ビアンの純粋と闇
 「やり手ですなぁ…
梨花ちゃん」

 葉月も私の乳首を唇に咥えだし、舌先で舐め始めた。

 「あっ!葉月…反則だよ!!」

 「だって、悔しいじゃない!
すみれは梨花ちゃんとの過去エッチを思い出しながら、濡らしてるし」

 葉月は私の性器に指をモゾモゾと挿れて、愛液で濡れた指を舐める。
その姿を私に見せる様に挑発し、乳房の愛撫を更に激しくしていった。

 
 「私が愛しているのは、美姫でもなければ、梨花でもない!
はぁ…はづ…きだけよ…
身体が求めるのも……心も……葉月だけーー!!
葉月!ペニスバンドをつけて私を突いて!!」


 「いっぱい、突いてあげる…
すみれの淫乱なココを私が清めてあげる」



 話の途中でも、欲情してしまう身体は葉月を求めた。

 葉月がペニスバンドをつけて、私の上に跨り、脚を開く。
少し戸惑いながらも、手探りな作業を何度か繰り返し、一気に攻めてきた。
本能というものは、営みの形をインプットしているものなのかも知れない。

 「あーっ!あーああああああ…」

 醜いペニスは私の膣を犯す。
クリに当たるバイブ機能は見事な働きをし、瞬殺でイカしてくれた。
何よりも感じてしまうのは、私を見下ろし腰を振る葉月視線。
その姿は滑稽でありながらも愛しい。

 醜いペニスは、愛しさの裏返しの嫉妬を上手に混ぜ合わせ、私を貫いてゆく…

 「すみれは私のモノよ。
このオッパイも、他の女を思い出して濡れちゃう淫乱なココも…
全部、私だけのモノ!!」


 時に、嫉妬というやつは、セックスの最高なスパイスとなる。
愛し合う身体であっても、たまには刺激を与えないとマンネリ化し、新鮮さもなくなっていく。

 最高のセックスに溺れたいのなら、愛する者を嫉妬させるのも悪くない。
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