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向日葵
第3章 ビアンの純粋と闇
 葉月は乳房を揺らし、指先で乳首をやらしく弄りながら、ペニスを私の女性器から抜こうとしない。
バイブ機能は容赦なくクリを刺激する。

 「ひゃっ、もう……イッちゃ…ヤッ、ヤメ…あああぁーあぁ!!」


 「悔しいな…
すみれも偽ペニスに気持ち良くイッちゃうなんてさー」

 「は、は…づきも…ハァハァ……葉月もでしょ!」

 バカみたいに、二人してペニスバンドにヤキモチ妬いて…

 愛のあるセックスを終えた後、裸のまま二人で天井を仰ぎながら、再び梨花の話を葉月にしていた。


 「梨花はさぁ…
受験のストレスを性欲で解消しただけ。
バイだけど、男の方が好きだったし…

 結局ね、同じ塾に通っていた男を好きになったんだ。
その恋の相談を私にしてくる様なデリカシーのない女だった。

 受験が終わったから告るって言ったのよ。

 『受験で不安な心はすみれと抱き合う事で救われたわ。
勿論、すみれも好きよ。

 梨花の大事な友達だよ。
でもさ……いつまでもレズってらんないじゃん!

 受験も終わった事だし、お互い現実と向き合おうよ!』

 って、悪気のない涼しい笑顔で梨花にそう言われたわ。
 
 裏切られた気持ちになった。

 凄く、悔しくてね…

 本気で梨花を好きになっていたし、やっと本当の自分で居られる場所を見つけて幸せだと思っていたのに……
遊びだったなんて、あっけらかんと言われたら……

 傷つくわよ!!

 だから、梨花の好きなものを奪ってやりたくなったわ」

 
 「酷い女!
それからどうしたの?」

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