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続「辿り着く 先には」
第1章 『絶対』

「あっ…そこは…」
「随分と、期待をし待ち焦がれてたんやな。こんなに太ももまで、垂れるまで濡らして。今日は何回したんや?」
「一度もしてません・・・」それに、微笑みを浮かべる魔王。
「言い付けを、守れたんやな。なら、こないに濡れてても仕方ないわ。」
優しくなぞっていた、指先が花園の入口を押し開いた。ああっ、と声が漏れる。水音が耳に響いて、全身が性感帯にされていくのが分かる。
指が激しくなるにつれ、またあの感覚がやって来る。身体の下半身が熱く、耐えられそうにない。力を入れて堪えようとすると、太ももを押さえられる。
近くにあった、バスタオルを下にひいた。それと、同時に指のスピードを早めた。水音が次第に、大きくなり厭らしさを増す。
「ああ、駄目です。ご主人様、何か何か出ちゃう。」
「身体の力を抜き、そのまま我慢せず、大丈夫や。」
「でも、ああっ。出ちゃう、出ちゃう。」
身体の中心が身震いするように、下半身に全ての意識が集中する。動かされる指先が、まるで一つの生き物の様に蠢き花園の深い部分に入り込んで何かを押し上げた。
それと同時に、大量の水が花園に撒かれた。びちゃびちゃと、音だけが耳に響いて恥ずかしさが増してゆく。それと同時に、解放感が身体を駆け抜けた。
「気持ち良すぎて、潮を吹いたやん。いい眺めやな、絢音。身体はもう、僕の言いなりや。もっと解放され、此処には悲しみも苦しみもない。あるのはただ快楽のみや。」
腰が震えながら潮が吹き上がる、意識が飛ぶのを堪えても無駄だった。白い光がまた、瞼の奥に光り子宮が震え身体が痙攣を起こす。
指が引き抜かれ、遠くに機械の鈍い音が聞こえる。身体に力が入らず、言葉も口から出そうにない状態だったのに目隠しは外され聖の顔をぼんやり眺めていたが衝撃がまた花園を突いた。
身体が一気に震え、脳にその衝撃を伝えた。まだおさまっていない、痙攣が続けられた衝撃に更なる世界を呼び覚ますようだった。
バイブの音だと、分かったのは一度痙攣が収まった時だった。朝、見た鞄が脇に置かれていたのを目にして心が震える。聖のやることは、自分の想像を遥かに越えた事だった為に体が先に緊張をしてしまうのだ。
「随分と、期待をし待ち焦がれてたんやな。こんなに太ももまで、垂れるまで濡らして。今日は何回したんや?」
「一度もしてません・・・」それに、微笑みを浮かべる魔王。
「言い付けを、守れたんやな。なら、こないに濡れてても仕方ないわ。」
優しくなぞっていた、指先が花園の入口を押し開いた。ああっ、と声が漏れる。水音が耳に響いて、全身が性感帯にされていくのが分かる。
指が激しくなるにつれ、またあの感覚がやって来る。身体の下半身が熱く、耐えられそうにない。力を入れて堪えようとすると、太ももを押さえられる。
近くにあった、バスタオルを下にひいた。それと、同時に指のスピードを早めた。水音が次第に、大きくなり厭らしさを増す。
「ああ、駄目です。ご主人様、何か何か出ちゃう。」
「身体の力を抜き、そのまま我慢せず、大丈夫や。」
「でも、ああっ。出ちゃう、出ちゃう。」
身体の中心が身震いするように、下半身に全ての意識が集中する。動かされる指先が、まるで一つの生き物の様に蠢き花園の深い部分に入り込んで何かを押し上げた。
それと同時に、大量の水が花園に撒かれた。びちゃびちゃと、音だけが耳に響いて恥ずかしさが増してゆく。それと同時に、解放感が身体を駆け抜けた。
「気持ち良すぎて、潮を吹いたやん。いい眺めやな、絢音。身体はもう、僕の言いなりや。もっと解放され、此処には悲しみも苦しみもない。あるのはただ快楽のみや。」
腰が震えながら潮が吹き上がる、意識が飛ぶのを堪えても無駄だった。白い光がまた、瞼の奥に光り子宮が震え身体が痙攣を起こす。
指が引き抜かれ、遠くに機械の鈍い音が聞こえる。身体に力が入らず、言葉も口から出そうにない状態だったのに目隠しは外され聖の顔をぼんやり眺めていたが衝撃がまた花園を突いた。
身体が一気に震え、脳にその衝撃を伝えた。まだおさまっていない、痙攣が続けられた衝撃に更なる世界を呼び覚ますようだった。
バイブの音だと、分かったのは一度痙攣が収まった時だった。朝、見た鞄が脇に置かれていたのを目にして心が震える。聖のやることは、自分の想像を遥かに越えた事だった為に体が先に緊張をしてしまうのだ。

