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びっちカノジョ 【2期目】
第11章 Scene.10
「………アーメン」
「グフッ…いきなりどうしたべ」
何となく祈らなきゃいけない気がしたッス。
「グフッ…察したべ」
コイツも感じたッスね。
宿に戻って来たは良いけど、いまいち中に入る気がしないッス。
だって、ピンク色の瘴気が目に見えそうなくらい漂ってるッスよ。
「この感じ…姐御がマジッスよ」
「グフッ…普通の人間なら耐えられないべ」
「ただでさえ、普段から底無しの性欲ッス」
「グフッ…オラ達でもやっとだったべ」
「いつもはブツブツ言いながら止めてくれるッスけど………」
「………とことん付き合わされてたら………」
「おい………『グフッ…』が無くなってるッスよ」
「…グフッ…きっと最後は………」
「………そう考えたら………」
「グフッ…オラ達………今まで良く無事だったべ」
何となく握手したッス。
コイツとは種別を越えて友達になれそうッス。