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龍、人生の絆
第5章 新たなる出発

いつもならここから先は

性の快感というか苦痛というか…

自分でどうしようもないくらい

刺激されるのに今回はキスだけで

何処も触る事なく自由になった。

「龍さん、どうしたの?」

「何が?」

「だって…
いつもならあちこち
触って私、おかしくなる位に
焦らしてくるのに…
それか何回も
いかされるのに…」

「ルナがそれを
望むならしてあげるよ。」

龍は笑いながら言う。

「馬鹿っ!」

ルナは顔を赤らめながら

龍をつねった。

確かにその性への感情は

最近ではルナも期待している

部分もあるが、それでもいつもと

違うと混乱する。

「今日はルナが縛られたまま
ベッドに座っている姿が
見たかったんだよ。」

ルナは想像した。

確かに手を縛られて

ベッドに座っている姿は

自分でも顔から

火が出るくらい恥ずかしい…

龍が見たいのも頷ける。
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