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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第9章 盗撮 編 3-1 コスプレ
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聖杏学園高等部2年で写真部員の大石はショッピングセンター内にある書店で、1人の女の子に注目していた。
ファッション雑誌を熱心に立ち読みしている彼女は、ルックスやスタイル、そして服の趣味まで、大石の好みに見事に一致していた。
白いノースリーブで裾に花柄が付いたミニワンピが、160cm位の身長で背筋をピンと伸ばして立っている彼女のスタイルの良さを引き立てている。
スラリと伸びた手脚は細すぎずに、程よくメリハリのついた太腿とふくらはぎが綺麗なラインを見せていた。
花柄の中の一色と同じ、赤いソックスを履き、それを白いサンダルで半分は隠しながら、いいアクセントにしている。
計算された違和感のないソックスの絶妙な長さが、センスの良さを感じさせる。
もっと大人っぽい服を着ても似合いそうだが、わざと年相応に見える様に流行のハットと、可愛い夏向きのバックを選んでいるようで、全体としてお洒落な女子高生の夏のコーデ、といった雰囲気だった。
胸が隠れるくらいの黒く長い髪をゆるくウェーブさせ、重く感じさせない様にしているのも爽やかさを演出するのに役立っている。
時折その髪をかき上げる仕草が少し気取っているように見えるが、それが可愛いとさえ思えてしまう。
そして、その時見えた横顔に、大石はドキリとしてしまった。
雑誌を見つめている切れ長で二重の瞳が、好奇心を目いっぱい覗かせてページを見つめていて、今この瞬間が楽しくてたまらない、と語っているようにキラキラと光っていた。
この子は鼻筋がスッと通っているから、横顔も綺麗に見えるんだよな・・・
綺麗に撮るなら、どんな場所で、どんな角度から、そして光は?・・・
大石は、彼女にモデルになってもらい、写真を撮る事を想像しながら近づくタイミングを狙う。
暫く待っていると、彼女の周りにも何人か立ち読みする客が現れ始めて、横に並んで立っても不自然さがない状態になった。
大石は、まるで吸い寄せられる様に彼女に近寄っていき、右横で立ち読みを始めた。
聖杏学園高等部2年で写真部員の大石はショッピングセンター内にある書店で、1人の女の子に注目していた。
ファッション雑誌を熱心に立ち読みしている彼女は、ルックスやスタイル、そして服の趣味まで、大石の好みに見事に一致していた。
白いノースリーブで裾に花柄が付いたミニワンピが、160cm位の身長で背筋をピンと伸ばして立っている彼女のスタイルの良さを引き立てている。
スラリと伸びた手脚は細すぎずに、程よくメリハリのついた太腿とふくらはぎが綺麗なラインを見せていた。
花柄の中の一色と同じ、赤いソックスを履き、それを白いサンダルで半分は隠しながら、いいアクセントにしている。
計算された違和感のないソックスの絶妙な長さが、センスの良さを感じさせる。
もっと大人っぽい服を着ても似合いそうだが、わざと年相応に見える様に流行のハットと、可愛い夏向きのバックを選んでいるようで、全体としてお洒落な女子高生の夏のコーデ、といった雰囲気だった。
胸が隠れるくらいの黒く長い髪をゆるくウェーブさせ、重く感じさせない様にしているのも爽やかさを演出するのに役立っている。
時折その髪をかき上げる仕草が少し気取っているように見えるが、それが可愛いとさえ思えてしまう。
そして、その時見えた横顔に、大石はドキリとしてしまった。
雑誌を見つめている切れ長で二重の瞳が、好奇心を目いっぱい覗かせてページを見つめていて、今この瞬間が楽しくてたまらない、と語っているようにキラキラと光っていた。
この子は鼻筋がスッと通っているから、横顔も綺麗に見えるんだよな・・・
綺麗に撮るなら、どんな場所で、どんな角度から、そして光は?・・・
大石は、彼女にモデルになってもらい、写真を撮る事を想像しながら近づくタイミングを狙う。
暫く待っていると、彼女の周りにも何人か立ち読みする客が現れ始めて、横に並んで立っても不自然さがない状態になった。
大石は、まるで吸い寄せられる様に彼女に近寄っていき、右横で立ち読みを始めた。