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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第9章 盗撮 編 3-1 コスプレ
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ノックの音で2人はそっと離れ、支度をして更衣室を出る。
大石が先に待っている、次の撮影をする部屋へ向かった。
部屋で一人、先に準備を終えて待っていた大石は、次の撮影について考えていた。
1人ずつの撮影、最初は真奈さんか・・・
水着の撮影だから、肌を綺麗に撮る事は必須だよな。でも、あの色白の肌ならそのままを映すようにすれば問題ないはずだ。
自分の手の中のランジェリー姿の真奈を思い出し、あのスタイルを水着で撮影できることを想像するだけで、早くも股間は硬くなり始める。
流石に今回はラッキーHな場面はないだろう、2人きりだからと言って調子に乗らないようにして、綺麗に撮ってあげよう、と思い直した。
ノックの音がして真奈がジャージ姿で入ってくる。来瞳は別の部屋で待っているようだ。
お互い、相手も緊張しているのが伝わる挨拶をかわし、どちらからともなく笑い出した。
「真奈さんでも緊張するんだね」
「えっ いつもそうだよ。それに水着の撮影は初めてだから余計にね」
少し前にはスケスケのランジェリーで惜しげもなく身体を晒していたのに、水着の撮影が緊張するとは、わからないなぁ、と思ったがそんな事は言わない。
大石がやらなければいけないのは、モデルの女の子に自信を持たせることだ。
今までも水着の撮影会やプライベートでも撮影をしてきて、そのへんは分かっている積りだった。
「水着の撮影でなら、真奈さんのスタイルの良さや大人っぽい魅力をより引き出せるはずだよ。早速始めようか」
「はい」
返事をしながら頬を薄く染めているのを見て、大石の中の真奈に対する気持も盛り上がっていく。
真奈は部屋の隅に移動すると、そそくさとジャージを脱ぎだした。
ためらいや躊躇することは無い。
大石の目の前に来て、宜しくお願いします、と頭を下げずに目を見つめて挨拶する。
濃い青色の競泳水着は色の白い真奈の肌によく似合っていた。
ボトムのハイレグカットが健康的なセクシーさと、危うい色っぽさを醸し出している。