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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第11章 睡眠姦 編 3-1  
成績優秀者を集めて行われる来月の模試に対する合宿。

それは、聖杏学園にどれだけ優秀な生徒が所属しているのかをアピールする大事な機会で、少しでもいい成績を取って貰うための合宿の事だ。

模試はそこでの成績で、これからの学園にとって優秀な入学生をどれだけ確保できるか、が決まる大事な舞台の内の1つだった。

理事長の深澤は参加者を前にして、この合宿の意味を本音ではなく建前で、しかし生徒にとっては十分モチベーションが上がるよう巧妙に挨拶をする。

実力者たちに加え、本来は参加できなかったが、深澤が個人的に参加者枠を広げてでも押し込んだお目当ての杉山 加奈を始め、お気に入りの女の子達も全員参加していた。

合宿へ参加できる=大学への推薦を得られる可能性が増える、このことを知っている生徒が参加を断る訳は無かった。
加奈も真剣な目で深澤の話を聞いている。

そんな加奈を時々見つめながら、深澤は挨拶の最中からすでに股間は硬くなり始めていてウズウズした気持ちのまま話を終えた。

何人かの話の後スケジュールが伝えられると、生徒たちは一旦部屋へ戻って行く。
女子と男子のフロアは上下で分かれていて、さらに深澤のお気に入りの女の子達はエレベーターから遠く、部屋の入り口はそこからは見通せない場所にしてある。

準備は万全だ・・・

スイートルームに戻った深澤は、生徒たちの健康管理の為に参加している保健室の責任者、深澤の欲望を叶えるための薬を開発した川崎 美奈を呼び出した。
女子生徒の部屋割り表とマスターキーを確認しながら待っていると、しばらくしてノックの音がした。

失礼します・・・そう言って入ってきた美奈を見て深澤は、ほう・・・と心の中で舌なめずりをした。

こんなにいい女だったとは・・・気が付かなかったな・・・

普段の化粧っ気のない顔が、ナチュラルに薄く化粧をされただけでパッと華やかさを増して、綺麗な目鼻立ちをした美人顔になっている。
髪も綺麗にセットされているのと合わせて、いつものヨレヨレの白衣ではなく綺麗な白いブラウスにタイトなミニスカートとヒールの高い靴、という組み合わせ。
黙っていても大人の女の色香がスイートルームに広がっていく。

深澤の視線を十分意識して受け止めながら正面のソファに座ると、ミニスカートの裾と両方の太腿で作るデルタ地帯を両手で押さえながら、微笑を向ける。
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