この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第12章 イチャラブ 編 1-1
んっ・・・やだ、いやらしいこと・・・されてる訳じゃないのに・・・

彼の手の動きは、肩や背中に付いた砂を落とす為だけに動いているように思えた。
それも優しく触れているだけなのに、その度に肩から背中にかけてゾクゾクする刺激が伝わっていく。
俊に分かってしまったら恥ずかしい、気付かれないようにしよう、と思う程身体がビクビクと反応してしまう。

だめっ、うなじとか肩・・・触られると・・・んんっ・・・「あっ・・・」

思わず漏れてしまった言葉に、顔から身体まで恥ずかしさから全部赤く染まって行く気がした。
後ろにいる彼の方を見られない。
止まっていた彼の手が再び動き出した。
またうなじから肩へ・・・同じ場所に何度も触れてくる。

やだ、そんなふうに・・・いやらしいよ、俊・・・でも、でも気のせいだったらどうしよう・・・

やめて、と一言言えば済むことなのに、自分の勘違いだったらと思うと、そのままじっとしているしかなかった。
彼の手がウェストやお尻の上の腰まで丁寧に触りだした。
元々ウェストがお触りに弱いのは自覚している。それもくすぐったいのではなく、腰の辺りにモヤモヤとしたものが溜まってしまう様で、気だるくて身体中の力が抜けていってしまうのだ。

そこをシャワーを掛けられながら撫でられ続ける。我慢して耐え続けて、沙紀は自分自身でも気が付かないうちに、身体の中に気持ちよさをため込んでしまっていた。


沙紀・・・感じてる?・・・身体がビクッて反応してる・・・

俊は目の前にある沙紀の白くてスベスベした肌に、目がクラクラするような気分になっていた。
始めは少ししか無かったいやらしい気持ちが、徐々に大きくなっていく。
ほんの少し前まで、今までの2人では考えられないくらいのキスをして盛り上げっていた沙紀が、無防備な背中を自分に見せている。

砂をシャワーで流しながら手で触れるたびに、ビクビクと震わせる背中がセクシーだった。
特にうなじや肩が弱いのはすぐに分かった。数回触っている内にどうやって触ったら、沙紀の反応が大きく出るか分かると、とっくに砂は落ちているのに何度もその場所を撫でてしまう。

ついには短くても、あっ、と今まで聞いたことのない声が聞こえると、俊の我慢できる範囲を一気に超えて、いやらしい気持ちが溢れてしまった。

/909ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ