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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第12章 イチャラブ 編 1-1
チュッチュッと音を立ててキスをされて、また太腿を大きく開かれてしまう。
剥き出しの内腿や付け根にまで唇と舌を這わされて、身悶えする様なジリジリする刺激に身体中が静かに震える。
「凄い・・・溢れてるよ・・・」
京一の一言で、私は身体の中に火が付いたのかと思う程の熱さを感じ始めた。
ワンピースを脱がされたころから濡れ始めてはいた。更に胸への愛撫で経験したことがない程濡れてしまったのは分かっていても、彼に口に出して言われてしまうと恥ずかしさで身体中が熱くなる。
「見ない、で・・・」
私の言葉とは正反対に、太腿の中心を開かれる感触に軽く頭の中が白くなってしまう。
いや!広げられて・・・見られてる!・・・
声を出すことも出来ずに私は固まっていた。
押さえつけられてはいないのに太腿も閉じることが出来ない。
見ないで・・・それを頭の中で繰り返すだけだった。
「白くて綺麗・・・いっぱい出てきてるよ・・・もう俺も、我慢できないよ」

すぐには何の事かは分からなくても、私の広げた脚の中でモゾモゾと動いている彼の様子に、ハッとして手で顔を覆ってしまった。
あっあっあっ、これって・・・その時はあっという間にやって来た。

すぐに膝が左右に倒された後、中心部も優しく開かれる。ツンツンと当たってくる感触がしたと思うと、声をあげる間もなくグッと押し込まれてしまう。
「痛い!」
私の声を聞いても、彼のモノはグッグッと押し広げる様に入ってくる。
「うっうぅん、ああ・・・痛いっ・・・」
無理矢理押し込まれている感触とその痛みとで、目の前が真っ暗になっていく。
彼と1つになれて嬉しい・・・初めての経験で、そんなことが書いてあった小説や漫画がウソだとはっきり分かった。こんな痛みを与えてくる彼を嫌いになりそうな気もしていた。
「もう・・・もう、いや・・・」
彼の腰の動きが止まらない。いつのまにか涙が出ていた。
喪失しつつあるからなのか、痛いからなのかは分からない。でも、涙が出てしまう。
初体験で泣くなんて恥ずかしい、とは思っていてもどうしようもなかった。

「心愛、何も我慢しなくていいからね」
そう聞こえた後に、グッと力を込めて押し込まれた。
裂ける様な感触に短く叫んで仰け反った私は、はぁはぁと息を荒くして痛みを我慢しながら、終わった、と思った。これで抜いてくれる。痛みも治まる。もう、処女じゃないんだ、と。
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