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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第13章 地下アイドルの秘密 編 1-1
見られることで身体に変化が起きてしまった私は、そんな私を今も見つめ続けているお客さんたちに前回よりも親近感を感じてしまっていた。
まだまだ見つめていてもらいたい。ライブを終わりたくない。そんな気分だった。
「今日もライブを一緒に盛り上げてくれて・・・」
「ありがとうございました!!」
夏妃の声でハッと我に返った。ステージのギリギリ前まで出て深々と頭を下げ、しっかりと胸の膨らみと谷間を見せてあげる。
視線を受け止めることが気持ち良くなってしまっていた。
舞風と心瑠がセンターに立って、次回ライブの告知を始めた。
「実は・・・次のライブの重大発表が有りま~す!」
「は~い!それはね・・・じゃ~ん!」
2人で作ってきたのか、手製の大きなフリップを掲げた。
一瞬沈黙したライブハウス内が、大きな歓声に包まれ、おおっ!マジか!と驚きの声が広がる。
「次回のライブは・・・暑さなんか吹き飛ばせ!水着ライブ決定で~す!」
一段とボルテージが上がるお客さんたち。
2人が告知した通り、次のライブは水着でやる事を私達は自身で決めた。
更に、今回は一曲だけ撮影を許可してもらっている。
もちろんSNSにはアップしないことをお客さんにはお願いしてあったけれど、少しくらいアップされるのは想定内だった。
それを見て話題になり、見に来てくれる人が増えればそれでいい。
そして、水着でライブにはもう一つ仕掛けがあった。
「それでは今から20分の間、私達のグッズ販売の時間です!今から購入、えっ?・・・」
夏妃の言葉が終わらない内から物販のブースに駆け寄り購入しようとするお客さんたちで、たちまち列が出来てしまった。
前回は声をかけ続け、頭を下げてお願いしまくっても全員は購入して貰えなかったのに、今回は何も言わなくても全員並んでくれていた。
「こ、こんなことって・・・」
驚いている私の肩を叩いた夏妃が言った。
「愛美、次のライブが勝負だね」
「うん。がんばろうね・・・」
夏妃と頷き合った後、涼奈、舞風、心瑠とも目を合わせた。
みんな分かってくれている表情だった。
今回のライブ後のグッズ購入者は、次回の水着姿の私達とチェキ会に参加できる。
その説明をする前からお客さんたちは、それを先読みして行動していた。
その列を見ながら思った。
もう戻れない・・・次のライブでお客さん100人を達成するんだから・・・
まだまだ見つめていてもらいたい。ライブを終わりたくない。そんな気分だった。
「今日もライブを一緒に盛り上げてくれて・・・」
「ありがとうございました!!」
夏妃の声でハッと我に返った。ステージのギリギリ前まで出て深々と頭を下げ、しっかりと胸の膨らみと谷間を見せてあげる。
視線を受け止めることが気持ち良くなってしまっていた。
舞風と心瑠がセンターに立って、次回ライブの告知を始めた。
「実は・・・次のライブの重大発表が有りま~す!」
「は~い!それはね・・・じゃ~ん!」
2人で作ってきたのか、手製の大きなフリップを掲げた。
一瞬沈黙したライブハウス内が、大きな歓声に包まれ、おおっ!マジか!と驚きの声が広がる。
「次回のライブは・・・暑さなんか吹き飛ばせ!水着ライブ決定で~す!」
一段とボルテージが上がるお客さんたち。
2人が告知した通り、次のライブは水着でやる事を私達は自身で決めた。
更に、今回は一曲だけ撮影を許可してもらっている。
もちろんSNSにはアップしないことをお客さんにはお願いしてあったけれど、少しくらいアップされるのは想定内だった。
それを見て話題になり、見に来てくれる人が増えればそれでいい。
そして、水着でライブにはもう一つ仕掛けがあった。
「それでは今から20分の間、私達のグッズ販売の時間です!今から購入、えっ?・・・」
夏妃の言葉が終わらない内から物販のブースに駆け寄り購入しようとするお客さんたちで、たちまち列が出来てしまった。
前回は声をかけ続け、頭を下げてお願いしまくっても全員は購入して貰えなかったのに、今回は何も言わなくても全員並んでくれていた。
「こ、こんなことって・・・」
驚いている私の肩を叩いた夏妃が言った。
「愛美、次のライブが勝負だね」
「うん。がんばろうね・・・」
夏妃と頷き合った後、涼奈、舞風、心瑠とも目を合わせた。
みんな分かってくれている表情だった。
今回のライブ後のグッズ購入者は、次回の水着姿の私達とチェキ会に参加できる。
その説明をする前からお客さんたちは、それを先読みして行動していた。
その列を見ながら思った。
もう戻れない・・・次のライブでお客さん100人を達成するんだから・・・