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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第13章 地下アイドルの秘密 編 1-1
ライブハウスのアルバイトのスタッフさんの様子が今までと違っていることに、私達はすぐに気が付きました。
いつもよりずっと忙しそうにしています。慌てて走っていたり、社員の方の指示を早口で確認している様子を見て、ひょっとすると・・・と期待してしまいます。
5回のライブの内、1回でもお客さんを100人集めないと解散と言われていて、今回で3回目。歌やダンスを頑張るだけでなく、衣装や振り付け、そしてチェキ会でもHな要素を取り入れて、見に来てもらえるように工夫してきました。
前回はスマホでの撮影を許可して、ネット上で少しでも注目してもらおうとしたり、今回のライブを水着ですることで、3回目で100人を達成してしまおうとしていたのです。
「涼奈ちゃん、大丈夫?すっごく緊張してるみたい・・・」
愛美さんが声ををかけてくれます。優しくハグもしてくれます。
私は思いっきりしがみ付きました。
人見知りで恥ずかしがりの私は、それを克服しようと小さな頃からダンスや歌のレッスンをしてきました。やがてその楽しさにのめり込み、そしてアイドルになりたいと思うようになったのです。
オーディションを沢山受けました。書類選考や歌やダンスの実技では落ちたことはありません。しかし、3次の自由アピールや審査員の方とのコミュニケーションがうまく取れなくて、いつもそこで落ちていました。
「涼奈ちゃん。自信持って笑顔でね。ビキニも良く似合ってるし」
「本当。涼奈の雰囲気にピッタリだよ。今日はセンターもあるんだから頑張ってね」
愛美さんとリーダーの夏妃さんに声をかけてもらえて、少しだけ落ち着いてきました。
「そのビキニは自分で選んだの?」
「は、はい・・・少し恥ずかしいです・・・」
夏妃さんにジロジロ見られて俯いてしまいます。
「そうなんだ・・・結構大胆よね、そのビキニ。あのさ、前から思ってたんだけど・・・涼奈も胸、あるよね。Cカップ?」
「えっ!そ、そんなこと・・・ないです・・・」
「え~?あるでしょ、Cカップ。ほらっ!プルップル・・・」
「きゃっーーーーー!」
いきなり夏妃さんに胸を掴まれて、思いっきり声をあげてしまいました。
「ちょっと夏妃!やめなさいよ、もう・・・」
「あはは、それだけ声が出せれば大丈夫だよ。頑張ろうね~涼奈」
いつもよりずっと忙しそうにしています。慌てて走っていたり、社員の方の指示を早口で確認している様子を見て、ひょっとすると・・・と期待してしまいます。
5回のライブの内、1回でもお客さんを100人集めないと解散と言われていて、今回で3回目。歌やダンスを頑張るだけでなく、衣装や振り付け、そしてチェキ会でもHな要素を取り入れて、見に来てもらえるように工夫してきました。
前回はスマホでの撮影を許可して、ネット上で少しでも注目してもらおうとしたり、今回のライブを水着ですることで、3回目で100人を達成してしまおうとしていたのです。
「涼奈ちゃん、大丈夫?すっごく緊張してるみたい・・・」
愛美さんが声ををかけてくれます。優しくハグもしてくれます。
私は思いっきりしがみ付きました。
人見知りで恥ずかしがりの私は、それを克服しようと小さな頃からダンスや歌のレッスンをしてきました。やがてその楽しさにのめり込み、そしてアイドルになりたいと思うようになったのです。
オーディションを沢山受けました。書類選考や歌やダンスの実技では落ちたことはありません。しかし、3次の自由アピールや審査員の方とのコミュニケーションがうまく取れなくて、いつもそこで落ちていました。
「涼奈ちゃん。自信持って笑顔でね。ビキニも良く似合ってるし」
「本当。涼奈の雰囲気にピッタリだよ。今日はセンターもあるんだから頑張ってね」
愛美さんとリーダーの夏妃さんに声をかけてもらえて、少しだけ落ち着いてきました。
「そのビキニは自分で選んだの?」
「は、はい・・・少し恥ずかしいです・・・」
夏妃さんにジロジロ見られて俯いてしまいます。
「そうなんだ・・・結構大胆よね、そのビキニ。あのさ、前から思ってたんだけど・・・涼奈も胸、あるよね。Cカップ?」
「えっ!そ、そんなこと・・・ないです・・・」
「え~?あるでしょ、Cカップ。ほらっ!プルップル・・・」
「きゃっーーーーー!」
いきなり夏妃さんに胸を掴まれて、思いっきり声をあげてしまいました。
「ちょっと夏妃!やめなさいよ、もう・・・」
「あはは、それだけ声が出せれば大丈夫だよ。頑張ろうね~涼奈」