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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第13章 地下アイドルの秘密 編 1-1
幕が上がる直前になると、客席側のざわめきが今までと違うことはすぐに分かりました。
100人を達成したかどうかは分かりません。でも前回よりも多く来てくれている、と思うとテンションもいい具合に上がっていきます。
メンバー同士、顔を見合わせると笑顔がこぼれ、後は全力で頑張るだけでした。
最初の歌のイントロが流れ始めました。
おおっ!と低い声が響き、幕が上がっていきます。お客さん側から見れば、水着姿の私達の脚が徐々に現れていくのが見えているはずです。
夏妃さんはモデルみたいなスレンダーな身体によく似合う、誘惑する様な黒のビキニ。
愛美さんはグラビアアイドルなみのボディに薄いピンクのセクシーなビキニ。
舞風は大人びたイメージ通りのゴールドと黒の組み合わせのゴージャスなビキニ。
心瑠はツインテールが似合う小顔に合ったフリルがたっぷりの可愛いビキニ。
最近のビキニは普通の状態でも、胸の谷間は見せて当然、膨らみの4分の1は露出する様になっています。お尻だって膨らみを多少は見せるのが仕様です。
皆はイメージに合わせて自分を上手にアピールできるようにビキニを選んできました。
私も歌や踊りだけでなく、ただ立っているだけでも目立ちたい、お客さんにもっと声をかけてもらいたい。そんな気持で思い切ったビキニを選びました。
幕が上がりきって、これまで聞いたことが無い大きな歓声が迫ってきました。
想像していた以上のお客さんの数に内心驚きながら、センターにいる私が挨拶をします。
「こんにちは!ファータフィオーレのライブへ来てくださって・・・」
「ありがとうございます!!」
水着だけの身体に、今まで以上にねっとりと、お客さんの視線が絡んで来るような感覚を感じます。声援は熱く大きくなっていても、1人1人の視線に身体を舐められる様に、上から下まで見つめられます。
全員でお辞儀をすれば、すかさず視線が胸元に集中するのがわかり、ゾクゾクする波が身体を走りました。
「今日の一曲目は私が初めてセンターで歌います。ファータフィオーレのデビュー曲・・・です。みんなも一緒に歌ってね!」
ぎこちない私のウィンクでも歓声が上がり、名前を呼ばれて嬉しくてキュンとしてしまいます。
驚いたことに誰が考えたのか、曲に合わせてコールが入り、ペンライトは持っていなくても手の振りまで付けて応援をしてくれます。
100人を達成したかどうかは分かりません。でも前回よりも多く来てくれている、と思うとテンションもいい具合に上がっていきます。
メンバー同士、顔を見合わせると笑顔がこぼれ、後は全力で頑張るだけでした。
最初の歌のイントロが流れ始めました。
おおっ!と低い声が響き、幕が上がっていきます。お客さん側から見れば、水着姿の私達の脚が徐々に現れていくのが見えているはずです。
夏妃さんはモデルみたいなスレンダーな身体によく似合う、誘惑する様な黒のビキニ。
愛美さんはグラビアアイドルなみのボディに薄いピンクのセクシーなビキニ。
舞風は大人びたイメージ通りのゴールドと黒の組み合わせのゴージャスなビキニ。
心瑠はツインテールが似合う小顔に合ったフリルがたっぷりの可愛いビキニ。
最近のビキニは普通の状態でも、胸の谷間は見せて当然、膨らみの4分の1は露出する様になっています。お尻だって膨らみを多少は見せるのが仕様です。
皆はイメージに合わせて自分を上手にアピールできるようにビキニを選んできました。
私も歌や踊りだけでなく、ただ立っているだけでも目立ちたい、お客さんにもっと声をかけてもらいたい。そんな気持で思い切ったビキニを選びました。
幕が上がりきって、これまで聞いたことが無い大きな歓声が迫ってきました。
想像していた以上のお客さんの数に内心驚きながら、センターにいる私が挨拶をします。
「こんにちは!ファータフィオーレのライブへ来てくださって・・・」
「ありがとうございます!!」
水着だけの身体に、今まで以上にねっとりと、お客さんの視線が絡んで来るような感覚を感じます。声援は熱く大きくなっていても、1人1人の視線に身体を舐められる様に、上から下まで見つめられます。
全員でお辞儀をすれば、すかさず視線が胸元に集中するのがわかり、ゾクゾクする波が身体を走りました。
「今日の一曲目は私が初めてセンターで歌います。ファータフィオーレのデビュー曲・・・です。みんなも一緒に歌ってね!」
ぎこちない私のウィンクでも歓声が上がり、名前を呼ばれて嬉しくてキュンとしてしまいます。
驚いたことに誰が考えたのか、曲に合わせてコールが入り、ペンライトは持っていなくても手の振りまで付けて応援をしてくれます。