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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第13章 地下アイドルの秘密 編 1-1
ブースに入ってしまうと、入り口はカーテンで仕切られているから何人並んでいるのか分かりません。
もし他のメンバーより極端に少なかったらどうしよう・・・そんな不安が急に込み上げてきました。負けたくないよ・・・ライバル心のようなものが湧いてきます。
大好きで普段は仲が良いメンバー、今は目の前の目標の100人達成でそんな事を思う暇はないけれど、これから先はどうなるんだろう。
そう考えると少しだけ気分が落ち込みました。
しかし、チェキ会が始まるとそんな余裕はなくなります。

「こ、こんにちは・・・」
遠慮がちに顔を覗かせてから、そそくさとブースに入ってきた最初のお客さんは、涼奈ちゃんだ!、そう呟くと真剣な目をして真っ直ぐに近づいて来ると、握手を求めてきました。
その手に私の方から両手で握手をしにいってから、目を見てお礼を言いました。
「チェキ会で、私を選んでくれてありがとう。すっごく嬉しい!」
しっかりと握った手をさらにギュッと握って、うふふっと聞こえてきそうな笑みを浮かべます。
お客さんの顔が赤くなり、握っている手にも汗を掻き始めました。
それでも視線は私の顔とビキニの胸の膨らみを行ったり来たりしています。
「あの、ライブ・・・3回とも見に来てます!これからも来ます!」
「3回共来てくれてるの?ありがとう!これからも来てもらえるようにがんばるね!」

それまでの距離より少し近づいて胸を張り、汗を掻いている谷間を良く見える様にサービスしてから聞きました。
「お姫様抱っことハグハグ、どっちにする?」
「えっ・・・あの・・・ハグハグで・・・」
「うん!ハグハグして・・・」
更に顔を赤くしてハグハグを選んだお客さんの胸に、自分から飛び込みました。
時間短縮の為と変な抱かれ方をしない様にするためです。
胸を庇うようにしてくっつくと、顔もお客さんの胸に着くくらい近づけます。
いきなりキスでもされない様にするために、メンバーで考えた方法でした。
いきなりの私の行動に戸惑っていたお客さんの手がそっと肩に回ってきます。
まるで棒の様にピンと真っ直ぐに立っているのが可愛いな、と思っていると撮影係り兼剥がし役の人が声をかけてきます。

「はい、撮影します!」
その合図で私もお客さんの腰に手を回してそっと胸の膨らみを触れさせます。
素知らぬ振りをしていても、意識しているのが良く分かりました。
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