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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第13章 地下アイドルの秘密 編 1-1
「アイドルと言うよりモデル体型だな、キミは。そのワンピースは自分で選んだのか?」
「はい・・・あの、変でしょうか?」
少し大人っぽい印象を出そうと、袖やデコルテ、そして裾に透け感のある柔らかな素材のワンピースを指摘された。
「いや、スレンダーな体型に良く似合っているよ。胸があまりないのもキミの雰囲気には合っているな」
「・・・」
ハッキリ言われて言葉に詰まってしまう。
「デモを見たときは幼い印象が多かったが、実際に見て見ると大人っぽさも感じらる。
心も身体も、少女から女性に代わっていく過程といったところか・・・そんな雰囲気を感じるよ」
少女から女性に・・・
そう言われて内心ドキリとしたけれど、確かにマネージャーとは初体験を済ませた後も合っていて、身体が徐々に馴染んできているのを感じていた。
もう少女なんかじゃない。でもそんなことが雰囲気に出るのかな?・・・

審査委員長を見つめ返すと、その私を見つめている目に心の中まで見られている気がして慌てて目を逸らした。
座る事を促されてホッとしたけれど、顔を見ることができない。
「コンテストの練習は順調にできているかな?もちろんしっかり練習をしていると思うけど」
「はい!・・・優勝を狙っていますから、真剣に練習をしています!」
なんとか目を合わせて言うことが出来た。
予選と決勝で歌う2曲を練習していて、マネージャーからも、いい出来だと褒めてもらえる程、かなり仕上がってきている。
「そうか。それは楽しみだな。その言葉を聞きたくて今日は来てもらったんだが・・・」
意味ありげに間を取った審査委員長と見つめ合った。
「決勝までは進んでもらわないと話にならない。そうでなければ私は何もできない。それも言いたくてね」
私はコクリと頷いた。
予選では手助けできない、そう言っている。決勝に残るくらいのことが出来なければ、何もできないと。その通りだと思った。

「いい目をしてる。覚悟は出来てるようだな」
そう言って立ち上がると、ベッドが置いてある部屋に向かって歩いていく。
私には何も声をかけなかった。
私も黙って後を着いて行った。

部屋に入るとすぐに抱きしめられた。
力強く、私の身体を自分に押し付ける様にしながら、手が背中を動いていく。
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