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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第5章 盗撮編 2ー1 盗撮者達
写真部2年 大石、入りまーす!
廊下から大きな声が聞こえると、鍵を開けドアを
そろそろと開いて、少年が入って来た。
そして間髪を入れず、ドアを閉じすぐに鍵をかけ
た。
日焼けした健康そうな肌に、笑うと綺麗な白い歯が
印象的な少年の、こんにちは!と元気の良い挨拶に
、次々と言葉が返ってくる。
「遅いよ〜待ちくたびれたよ〜」
「どうしたんだ?まさか警戒されてた、とか?」
「後は瑠奈ちゃんが揃えば完成なんですから
・・・撮れたんですよね?」
部屋の中央にあるテーブルを囲んでいた男子達が、
一斉に話す中、ポケットから取り出したコンパクト
カメラを静かにテーブルに置くと大石が言った。
「大丈夫ですよ。バッチリです」
その言葉に、部屋の中にオ〜〜!と歓声が起こる。
大石が早速パソコンにデータを移動させると、自動
でモニターに画像が表示された。
”聖杏学園高等部 2年 逢沢瑠奈” のタイトル
文字とカメラ目線で微笑んでいる瑠奈の写真が表示
されると、ため息が次々と漏れた。
「かわい~な~、瑠奈ちゃん!」
「癒されるよ、うん」
「今朝、俺に挨拶してくれたからな!」
「まじか?くそっ」
瑠奈の顔のアップ写真1つで騒々しくなる室内。
しかし、モニターが白く光ると、部屋にいた全員が
沈黙し、食い入る様にそれをを見つめだした。
表示されたのは、明らかに瑠奈の盗撮写真だった。
廊下から大きな声が聞こえると、鍵を開けドアを
そろそろと開いて、少年が入って来た。
そして間髪を入れず、ドアを閉じすぐに鍵をかけ
た。
日焼けした健康そうな肌に、笑うと綺麗な白い歯が
印象的な少年の、こんにちは!と元気の良い挨拶に
、次々と言葉が返ってくる。
「遅いよ〜待ちくたびれたよ〜」
「どうしたんだ?まさか警戒されてた、とか?」
「後は瑠奈ちゃんが揃えば完成なんですから
・・・撮れたんですよね?」
部屋の中央にあるテーブルを囲んでいた男子達が、
一斉に話す中、ポケットから取り出したコンパクト
カメラを静かにテーブルに置くと大石が言った。
「大丈夫ですよ。バッチリです」
その言葉に、部屋の中にオ〜〜!と歓声が起こる。
大石が早速パソコンにデータを移動させると、自動
でモニターに画像が表示された。
”聖杏学園高等部 2年 逢沢瑠奈” のタイトル
文字とカメラ目線で微笑んでいる瑠奈の写真が表示
されると、ため息が次々と漏れた。
「かわい~な~、瑠奈ちゃん!」
「癒されるよ、うん」
「今朝、俺に挨拶してくれたからな!」
「まじか?くそっ」
瑠奈の顔のアップ写真1つで騒々しくなる室内。
しかし、モニターが白く光ると、部屋にいた全員が
沈黙し、食い入る様にそれをを見つめだした。
表示されたのは、明らかに瑠奈の盗撮写真だった。