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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第15章 バイト(マッサージ)編 1-1
セクシーな声を聴きたくて、耳の穴に優しく器具を入れて円を描くようにま
わしたり、耳朶や後ろの首筋も撫でるように指で触ればたちまち声が漏れる。
「うっんっだめっ・・・もうっ、耳弱いんだから・・・」
「気持ちを開放するのは良いことなんです。老廃物を体の外に出すことにも
なりますから」
身体のマッサージと違って、彼女の耳に俺の顔を近づけて刺激しているから
、感じている声と共に漏れる甘い吐息が俺の肌をくすぐる。気づかれないよ
うに吸い込めばクラクラする程の目眩を感じてしまう。
「ふふっ、先生と同じ事、んっんっ あぁっ あんっんっ・・・同じ事言っ
てるっ はぁっ あぁっ・・・」
「ふふっそうなんですね・・・先生に負けないように・・・が・ん・ば・り
ま・す・・・」
「うっんんっ・・・あっ!あっ・・・」
耳元で囁くように呟けば、肩をすぼめ、シーツをギュッと握るほど感じてい
る。今すぐにでも、この耳にキスをして舌先で舐め上げたい気持ちを我慢し
てマッサージを続けた。耳を刺激すれば、腰や秘部にまで響くのは分かって
いる。ムズムズしたり、ズンっと直撃するような刺激に、彼女の腰は微妙に
いやらしく動き、お尻の膨らみはキュンと閉じたりもする。
左右の耳へのマッサージが終わった後も、軽く乱れている呼吸がなかなか落
ち着かないようだった。

背中を覆っていたタオルを取ると、熱を発するオイルのせいもあって汗をび
っしょりとかいている。
「オイルが十分に浸透していますので、この状態でマッサージをさせて頂き
ます。ブラのホックを外しますね」
内心ドキドキしているのを悟られないように、返事を待つことなく素早く外
して背中側を全て露出させた。うなじから肩、背中からウェスト、そしてお
尻の膨らみまで細身の身体でも大人の女性らしい肉付きの曲線が綺麗でかつ
エロい。
舌で乾いた唇を嘗め回した。
さあ、触りまくるぞ・・・
待ちに待った瞬間だった。
最初はゆっくり、優しく,と・・・
オイルと耳への刺激で温まっている身体は、うなじや肩に手のひらを滑らせ
るだけで、ビクッビクッと反応する。
肩から背中へ、そして括れているウェストまで指先だけを這わせ下ろしたり
、手の平全体で揉みながら逆撫でるとすぐに声を漏らしてくれる。
「うっうんっ、あっ・・・ふっんんっ、はぁっはぁっ・・・」
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