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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第15章 バイト(マッサージ)編 1-1
ブラのホックは外されている。緩んだカップからポロリとこぼれる胸の膨ら
みを彼女は器用に片手で押さえていた。四つん這いの姿勢になったのに見る
ことが出来ない。
残念・・・まあこの後にバストアップのマッサージがあるからな・・・

目の前に突き出された、小ぶりでも女性らしい量感を持ったお尻の膨らみと
最低限の薄い布地で隠された秘部。そちらに集中することにした。
このまま括れたウェストを掴んでバックから突きまくりたい、そんな気持ち
を抑えて指先を立てて揉みまくる。

「待って・・・ねえ、待って・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁっ・・・」
気持ちよさそうに喘いでいた彼女の突然の待ってに、手の動きを止める。し
かし止めてもピタッとお尻には手を当てておき、指先で微妙に振動を与え続
ける。
「んっんっ、もう・・・あのね、ユウ・・・」
彼女が喘ぎながら呟くように言った。
「丁寧にしてくれているのは分かるんだけど・・・んっ・・・そろそろ次に
進まないと・・・ね?」
俺の手の動きに合わせてお尻をピクピク反応させている。冷静さを装って話
しているのが分かる。
名前で呼んでくれた!・・・
可愛い、と思いつつ、俺に対しての警戒心を感じさせない打解けた言い方
が嬉しかった。それに、相当感じているのも教えてくれた。
先に進まないと、身体が持たないってことだよな・・・
確かにこのコースは一番高額なだけに、工程の中ではまだ半分ほどしか終
わっていない。
自分の手で大人の女性をそこまで感じさせることが出来ている、と思うと
最初のころの不安は消えていて、自信のようなものを感じることが出来る。
ここは引いておくか・・・もう少し股間を刺激したかったけど・・・
目の前のプックリと膨らんでいる秘部に悪戯をしたかったが、我慢した。
この調子なら妄想していた以上のことが出来るかもしれないからな・・・

「はい・・・では、仰向けで休んでください。バストアップと下半身の引
き締めマッサージに移ります」
俺の言葉に川崎 美奈は色っぽい溜息を吐きながら、上半身を起こした。
背中を向けたまま、軽く上下させている肩からブラのストラップを左右に
ずらした。ホックの外されていたブラは、すぐに彼女の身体から消えた。
それを左手で後ろの俺に差し出してくる。
その仕草に今更ながら胸がギュッと締め付けられる思いがした。
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