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女子大生 水野果歩
第10章 女子大生 水野果歩(10)

これって・・・・・やだ・・・秋絵先輩・・・どういうつもりで・・・


そう思いながらも、箱から紫色をしたそれを取り出し、手に取る果歩。

「・・・やだ・・・いやらしい・・・」

それは明らかに男性の性器を模った物、下の方にはなにやらスイッチのようなものと、電池を入れるスペースがあった。

それは実にリアルに造られていた。

全体に反り返っている棒、陰茎はボコボコと血管が浮き出ているところまで再現されている。

先端の亀頭部分は陰茎部分よりも太く、カリのエラが張り出していた。

しばらくその男根を模ったおもちゃをボーっと眺める果歩、心臓がドキドキしているのが自分でわかる。

そしてもうひとつ・・・果歩はDVDケースに目を移した。

エッチなプレゼント・・・秋絵先輩ってやっぱりエッチなのかなぁ・・・はぁ・・・なんだろう・・・

パソコンの電源を入れる果歩。
好奇心にも似た感情が果歩の身体を動かしていた。

パソコンが起ちあがる間に、DVDケースを開ける。

中にはケース同様、何も書いていない白いDVDが入っていた。

何も書いていなくても男根の形をしたおもちゃといっしょに入っていたのだ、それがとてもエッチでイヤらしいDVDであることを果歩は予想していた。

・・・いや、果歩は心のどこかでそれを期待していたのかもしれない・・・。

パソコンにDVDを挿入する。
ブ~ンというディスクを読み取る音が部屋に響く・・・。

・・・・・・ゴク・・・・・・

自分でも意識してないうちに生唾を飲み込んでしまう果歩。

パっとピンク色の画面がディスプレイに映る。そこに大きな文字で出てきたのは

《バイブレーターを使ったオナニーの仕方講座》

バイブレーター・・・オナニー・・・

心臓の鼓動が速くなる・・・ドキドキドキドキ・・・・

少ししてから切り替わった画面には【本編再生】の文字。

果歩はマウスをそこに合わせクリックした。

切り替わった画面に出てきたのは下着姿の美しい女性だった。

歳は果歩と同じくらいか、少し上に見えた。

しかもこの女性が身に着けている下着、隠す部分が小さく、なんだか少し、中の乳首やヘアが透けて見えているようだった。

・・・すごいイヤらしい下着・・・・

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