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女子大生 水野果歩
第135章 女子大生 水野果歩(135)


・・・私・・・



チュパ・・・ジュルルル・・・チュパ・・・ハァ・・・ン・・・・チュパ・・・・ン・・・・ゴク・・・・


富田が秋絵の口内へ唾液を流し入れているのがわかった。

秋絵はそれを何の躊躇もなく気持ち良さそうに自分の体内に取り込んでいる。


・・・イヤ・・・・イヤ・・・・


普段は大人しくて、誰にでも優しい、そして人の悪口は言わない・・・そんな心優しい果歩が今、秋絵に対し嫌悪や憎悪とまではいかなくても、明らかな不快感を抱いている。

それは確かに嫉妬であったのだ。それもかなり根の深い嫉妬だ。



山井 「果歩ちゃーん・・・どうしたの?へへ・・・服脱ぐの俺が手伝おっか?な?そうしようそうしよう。」


そう言って2人の接吻に目を奪われている果歩の服に、山井が横から手をつけ始める。


果歩 「・・・ぇ・・・。」


果歩は一瞬少し驚いたような表情を見せたが、抵抗はしなかった。


・・・スル・・・


山井に手伝ってもらいながら一枚一枚衣服を脱いでいく果歩。


その様子を富田は秋絵との接吻を続けながら横目で眺めていた。


富田 「・・・・・。」


富田は気付いていた、秋絵との濃厚なキスを見つめる果歩の視線に。

そしてその果歩の目が、いつもと違う感情を抱いている事に。


富田 (・・・フッ・・・果歩はホントに純粋っていうか、素直な女だなぁ・・・)


そう、果歩の心に嫉妬心を抱かせるのが最初から富田の狙いだったのだ。

嫉妬心を持った女は、その男にさらにのめり込んでいく。

性だけじゃない、富田は果歩の全てを奪おうとしていた。


・・・俺のためならどんな事もやっちまう・・・そんな女にしてやるよ・・・

・・・俺の事を死ぬまで一生忘れられなくしてやる・・・


そして富田の思惑通り、果歩が抱くこの嫉妬心は、日々富田への依存度が増している果歩の心と身体に拍車を掛けていくのであった。

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