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恋文
第5章 10/09/2016

東京、大阪、九州とお父さんの仕事で転校した話や、お父さんの故郷のことも覚えていて…
わたし、お父さん退職されたら地元におうちを建てる話覚えていて…
調べて電話したの…お父さんが出られて…わたし間違え電話だと切りました。
だってあなたあの時こんな言ったでしょう…
「お互い結婚する時は連絡しよう」って…
わたし、あなたの未来にわたしがいないこと、とても寂しかったけど…
幼いわたしにはとても口に出来なくて…
あなたはそんな約束忘れて行っただろうけど…
あなたが言った言葉わたしはずっと覚えていて…
あの時、イヤだ、あなたと結婚するって駄々を捏ねて困らせてみるだけのわたしに茶目っ気があったならって…
あなたの言うことにわがまま言ってみるなんてとてもあり得なかったの…
わたしは結婚しました。
わたしが死ぬ時、あなたを探してやるからってくらいわたしを愛してくれる人と…ふふふ
少しは妬いてくださいね。い~だ。
大阪に「初恋の人探します社」って会社があってずっと余命宣告されたらあなたの今をこっそり調べてもらおうとその当時はまだ思っていて…
あれから、17年かかりました、あなたを想わなくなるまで。
結婚されましたか…?
幸せに暮らしていてほしいです。
また、書きます。

