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恋文
第5章 10/09/2016

もう26年も昔のことなのに、こうして言葉を使って記憶を引き出しているうちに、
あなたの手の握る強さや、握り方の癖の感覚が蘇ってきます。
気持ちが抑えきれずに手を握られたあの夜のことわたしとてもうれしくて…
椅子に座って頭に両手をやって反り返って話す癖や、話し方の特徴なんかも蘇って来て…
となりを向くとあなたが居るんじゃないかって…
元気にあるのでしょうか…?
いろいろ記憶が出てきます。
夜の公園で制服姿でイチャイチャしていて、次の朝の全校朝会で市民からの通報があったと、言われた時はドキリとしましたね。
天下の○○生が何事だって、それから制服姿で野外はヤバいって学習しましたね。
可笑しいですね。
初めては、ホテルではなんだか猥雑だと、自分の部屋に呼んでくれましたね…
昼間の明るい中でとてもはじめドキドキしました…
最初凄く痛かったです……貫くってこういうことだと思いました。
吞気なわたしで、2度目は気持ちよさが出てきてよかったです。ハハハ
予想以上にベッドのシーツが流血で赤く染まってしまい、わたし持って帰って洗うとか言いましたよね…
「お母さんになんて言う?」ってわたしが聞くと、絶対おかしいのに「鼻血が出た」って言うってあなたが言うから、わたしは爆笑してしまいましたね。
お母さんがおおらかな人でよかったです。
しばらく自分ががに股で歩いているような感覚で、次の日のプールの授業は生理と言って休みました。
だって真っ直ぐ歩けなかったんだもん。
あなた、予備校で授業がある日で、送って行けないけど大丈夫かってバス停まで送ってくれましたよね。
たまには夢に出てきてください…
こうして思い出したのも何か理由があるのかもしれません…
元気ならいいです。

