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第1章 おすわり

ご主人様、今日は遅いなぁ。まだメールも来ない。お腹も空いたなぁ…。なんて考えてたら、スマホがブルブルして光った。ご主人様だ！あたしは嬉しくなってメールも確認しないで玄関に走る。いつも最寄り駅からメールをくださるから、メールが来て約8分でご主人様が到着される。あたしは玄関でおすわりして待つ。ご主人様に教えられたおすわり。
『イヤらしいワンコのおすわりは、脚を大きく広げて、真ん中がよく見えるように、こちらに向けるんだよ。』
そう仕込まれた。あたしの中心部の毛は、ご主人様がいつもきれいにお手入れしてくださるから、ツルツルで、おすわりをするとおマンコがよく見えると言って、ご主人様は喜んでくださる。