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第6章 ご褒美

あたしは素早く靴を履き、ご主人様の側に駆け寄る。するとご主人様は、あたしの肩を抱き、
「ワンコ、よくできたな。完璧ではないが、合格点だよ。さあ、ランチでもしてから家へ帰ろう。」
「ワン、ご主人様、ありがとうございます。ワンコはまだまだダメワンコですが、もっとがんばります。」
「ああ、そうだね。がんばるお前が大好きだよ。これからもついてきなさい。」
「ワン。」