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貸し出し遊戯
第26章 ラグジュアリーブランドの魅力

『ん、なんだか凄い・・悠さんいないと私一人で、壁の花になるわ・・こわくない?』


『招待客はボスが直接知ってる人間に限られてあるし、同伴の場合は事前に申告して許可が出れば会場に入れる。

あ、ボスから実はこの交換会は勧められたんだ。ボスは相互鑑賞愛好会ってのに入ってて、独身だからね、結構自由にやってる人だよ。』


『ドンファンね。ふ~ん・・・

ふふふ


静なる夜の風よ


美しきドレスを纏い月が香る


次々と館の前には馬車が停まり


芳しき乙女達は濡れた唇で酔いしれ


その赤き熟れた


甘美な首筋を捧ぐ・・



今宵、貴女を夢の世界へ・・』





そう言って、蘭は一人うっとりした表情で両手を広げ、ボールルームに遊んでいるようだった・・・



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