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貸し出し遊戯
第27章 アイスマジック


蘭の口の心地よさに励まされた悠介のペニスは、次第に逞しさを取り戻し、彼女はその変化を愉しんでいるようだった。


手応えのないふにゃふにゃしたモノが、風船にガスを入れるように大きくなるのが楽しいのであろうか、


ムクムクと口の中で大きく硬くなっていく感覚が彼女の好奇心と五感を刺激するのであろう。


自分にはないモノを興味深く、不思議な感覚で見て、触れて、口にして、確かめる、


それは誰もが幼い頃そうして来た、モノを識る、その過程だった。


時折口から出しては、挨拶でもするかのように確かめ、また口に入れては舐め回す。


それは幼子が小さな動物の友達に、お構いなしに頭を撫で、大人の真似をしてるようで、


されるがままになっている自分のムスコと蘭の様子を悠介は、可笑しな気持ちで見ていた。


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