この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
貸し出し遊戯
第28章 口淫の真価
それは、髪を撫でて愛でてやりたくなるような、このままずっといつまでも見ていたくなるような、そんな気持ちにさせるのであった。
そうして、それを、愛と呼ぶのだと悠介は自然に理解した。
『蘭…イッていい?』
悠介はフェラチオに戻った蘭の髪をとかしながら、静かだが、熱の籠もった声で告げた。
蘭は上目で悠介と視線を合わせ、コクンと小さく頷いた。
涙とよだれで顔を濡らし、気持ちよくしてあげたいと、また、退屈させないようにと、ひたすらに自分のモノを舐める、健気な蘭のその気持ちが悠介にはうれしかった。
一緒に過ごした悠介だからこそ、彼女のひたむきさやいじらしさがよくわかり、それが彼女への愛着を増すのであった。