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タワーマンションの恋人
第12章 * 嫉妬
あっという間に着てきたものを全て引き剥がされる。
『誰かのこと、特別扱いしてるんだ』
かわいい声ながら感情の見えない、抑揚のない聞き方に怯える。
『だめじゃん、みんな平等に接しないと。』
背を向けていた彼の手には、見覚えのあるリボンがある。
ぎしりと音を立てて彼がベットに乗ると、呆気無く視界を奪われ、頭上で両手を拘束される。
そして、恐怖を煽る音が近づいてくる。
『華、俺ね、怒ってるよ。お仕置き、しないとね。』
そう言って、わたしの両膝を広げると低めの電子音がして、大きく振動する何かが敏感なところにあてがわれた。
「はぅっ…!」
ブルブルと震えるそれをゆっくり動かしながら、漏れるような笑い超えが聞こえる。
『これね、電マ。すぐぐっちょり。おもちゃ嫌がってたくせにほんとは良いんじゃないの?』
そんなことを言って剥き出しになっている陰核にグリグリとそれを押し当てる。
「ひぃっ…!あぅっうぅ…!」
腰を浮かしてその機械的な快楽から逃れようとしても、許してもらえない。
「あんっあぁっ…!いやぁ!」
ひくつき始めたそこから彼はやっと電マを避けると、今度は奥から高い機械音が聞こえてくる。
そして胸の突起に刺激が走る。
「っ…あぁ!いやぁ!」
身体が無意識に跳るほどに刺激が身体を貫く。
『感じやすい華にはご褒美になっちゃうかな』
甘い声でそう言うと恐らくローターであろうもので突起を刺激してくる。
『気持ちいいって主張してんね。』
ぎゅっと摘まれ「ひゃうっ」と身体が反る。
今度はその電子音が身体の下を目指して、なぞるように少しずつ降りて行く。