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タワーマンションの恋人
第23章 * double bind
「ね、シュウタくん?」
湯船の中、対面に座る彼女が尋ねてくる。
「ん?なに?」
「…あのね、お腹、シュウタくんが触ると気持ちいいの、なんで?」
のぼせてるせいなのか、照れているのか、頬を赤くして聞いてくる。
湯船の中で彼女の足を取りマッサージするように触れていく。
「俺が触れてたのは、お腹じゃないよ?…ただ女の子が一番気持ち良くなるところ。」
そう言って綺麗にネイルの施されている足先を湯船から少し出して、舌を這わせていく。
「っ…っあぅ…」
「ポルチオって言って、何度でもイけるくらい気持ちいいって?あと、全身が性感帯になるらしいよ。今の華みたいに。」
足先を愛撫してるだけなのに、華は口元を押さえて、バスタブにしなだれるように堪えている。
「っ…やぁっ」
「本当、可愛いよ華は。」
そう言って引き寄せて、唇を重ねれば切ない声を上げて舌を絡める。
「っ…あっつい、」
そう言った彼女の身体赤くて熱いことを唇で確認してからバスタブのふちへ彼女を持上げる。
片足をそこに乗せるとそこはお湯では無い液体でテラテラと光っていた。
指でなぞれば「ひっ、やぁぁ…」と声を上げてわかりやすくひくつく。
糸を引く液体を指すくって彼女に見せる。
「またこんなにしてたの?お湯じゃないね、これ。」
「っ…!」恥ずかしそうにうつむいた姿が可愛くて、彼女の広げられたそこに舌を這わせる。
「俺、すげー好きだよ。華の味がする。」
ヒクヒクするそこと比例するように彼女の悩ましい声があがっていく。
「はぁうっ…っ!あぁぁっ、あァ、イクっ、」
そう言ってビクッと身体を震わせて彼女はイッた。
「すぐイッちゃうね。」
「っ…気持ちくてっ…おかひくなるっ、」
「呂律回んないの?すげーかわいい。」