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先生と私と幼馴染
第2章 記憶喪失

「美雨ちゃんに自殺したこと言ったりした?」
咲が別れ際にいきなり訪ねてきた
「言ってませんけど」
「そっか、よかった…あのさ、美雨ちゃんには自殺したことは内緒ね!美雨ちゃんさ記憶なくて何かと不安定じゃない?その上自分が自殺したなんて知ったら美雨ちゃんきっと壊れちゃう…だから、ね?」
咲さんのくせに頭がよく回りましたね…
新はそう思ったがそれを言ってしまうと咲が怒っていろいろと面倒なのであえて言わないことにした
「そうですね」
「真鍋先生ー!真鍋先生ー?どこですかぁ?あ、!いました!!今までどこほっつき歩いてたんですか?回診の時間に何分遅れたか分かってますよね、30分ですよ!30分も回診の時間に遅れるなんて聞いたことないですし前代未聞です!!患者さんが首を長くして待ってますよ。
さぁ行きますよ!」
新は咲に別れを告げ回診の助手の看護師に引きずられるようにして連れて行かれた

